殺人犯は読者だ!「最後のトリック」
この小説はミステリー界で最大の難関とされていた「読者が犯人である」というジャンルにチャレンジした作品です。 ある日、ミステリー作家である主人公の元に差出人不明の手紙が届きます。 それは「読者が犯人であるという話を2億円で買わないか?」という内容でした。 これまでミステリー小説には幾多のトリックがありましたが、「読者が犯人」というトリックはそれまで無く、しかもそのトリックは難関と言われていました。 「本当にそんなトリックがあるのだろうか」と主人公は考えます。 主人公が新聞に連載している最中、またもや差出人不... Read More